粕屋町 粕屋町シティプロモーション動画(「赤ちゃんが泣き止む!?」自治体初!?泣きやませ動画)
1. クライアント紹介
本案件は、粕屋町役場の市制対策室(総務部総合政策課)と連携し、子育て世代に向けた街の魅力発信を目的としたシティプロモーション事業の一環として実施しました。
地域の生活環境や文化、特色ある取り組みを、動画を通じて効果的に伝えることを目指したプロジェクトです。
2. ご依頼の背景・課題
令和5年度は若年層向けにショートドラマ形式の動画を制作しました。その成果を受け、今回は子育て世代に焦点を当て、街の暮らしやすさや地域資源の魅力を伝える動画制作に取り組みました。
粕屋町は福岡市に隣接する都市圏の町で、近年も自然増が見られるものの、人口増加の鈍化や転入超過数の減少など、定住促進が喫緊の課題となっていました。自治体としては、子育て世代に地域での生活の魅力をわかりやすく伝え、移住・定住促進やブランディング強化につなげることが求められていました。
3. 実施した内容
弊社では、企画・撮影・編集・SNSでのプロモーションを含む動画制作を担当しました。
ターゲットを子育て世代に設定し、暮らしやすさや地域資源をテーマごとに整理。さらにキャラクターや地域の象徴となるモチーフを活用し、親しみやすく地域らしさを感じられる演出を行いました。動画シリーズとして制作することで、継続的に地域の情報を届ける仕組みも構築しています。
制作にあたっては、キャラクター作りやイラストレーターとの調整、素材選定など、地域の担当者と密に連携しながら進めたことが印象的です。特にキャラクターデザインは、他の市町のゆるキャラと差別化しつつ、粕屋町ならではの可愛らしさと地域のワクワク感を込め、親しみやすいものに仕上げました。
また、動画内では「赤ちゃんが泣き止む歌」を制作・活用し、地域ならではのユニークな切り口で親子世代へのアプローチを行いました。撮影は粕屋町内の各スポットで実施し、地域の魅力をリアルに伝える演出も取り入れています。
4. 納品後の変化・成果
完成した動画は、地域の情報発信に新しい手法として活用され、自治体担当者からも「子育て世代へのアプローチが具体的になった」と評価をいただきました。
動画シリーズとしての継続発信やSNSとの連動により、地域内外への認知度向上やイベントでの放映など、様々なプロモーションに活用されています。キャラクターや歌のコンテンツは、親子世代を中心に好評を得ており、地域プロモーションの新たな可能性を示す事例となりました。
5. 今後の展望
本案件で得た経験をもとに、今後も自治体の広報や地域プロモーションにおいて、対象世代に合わせた効果的な情報発信を支援してまいります。動画コンテンツやキャラクターを活用した継続的なプロモーションを通じ、地域資源の魅力を最大限に引き出す取り組みをさらに強化していく予定です。